2008年04月21日

フィンランドのお家訪問D

フィンランドのお家訪問D
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今回も前回のブログに引き続き、先日フィンランド人の友人宅で開かれた夕食会の模様をお伝えしてみます。前回はKILTAシリーズや1960年代に制作されたARABIAのセラミックプレートなどを中心にご紹介しましたが、今回は特にトップ写真に表示のグラスウェアとカトラリーに注目してみたいと思います。

まずテーブル中央に置かれたウォーターピッチャー(水差し)ですが、ブラックとパープルの中間色がとても綺麗なこの作品。この作品も本ブログではすっかりお馴染みとなっているKaj Franckの定番シリーズのピッチャーです。このようなピッチャーは日々の夕食の際もそうですが、大人数の会食の際には特に重宝できるアイテムです。出席者である全員が気を使うことなくお水を注ぐことができるだけでなく、テーブルのアクセントとして置いているだけでちょっとした安心感が生まれますね。そして何よりもこのようなデザインウェアでいただくお水は、普段よりおいしく感じてしまうから不思議です。


-そして次に写真右に表示のクリアなグラスタンブラー。この作品を手がけたのがKASTEHELMIやFAUNAシリーズの制作者としても知られるOiva Toikka。TUNDRAと名付けられた同シリーズは、作品全体に4種類のデコレーションがあしらわれていて、見るものを飽きさせることがありません。この作品は最近ではあまり見かけることがないため、持ち主である方も時間をかけて少しずつコレクトなさったそうです。アラビア食器.comでも機会があれば是非皆さんにご紹介してみたい作品です。

-そしてこの日のデザートとして出されたのがフルーツサラダ。上の写真を見てお気づきの方も多いかと思いますが、カトラリーとして使われているのがKaj FranckによるSCANDIAシリーズのスプーンです。実はこのSCANDIAシリーズもKILTAプレート、Oiva ToikkaのTUNDRAと並んでこのご家庭でコレクトされている作品の一つなのだそうです。SCANDIAはスプーン1つが数千円と少しお値段が高いですが、ヴィンテージのカトラリーとしてはやはり絶対的な支持を受けているため、ここフィンランドでもとても人気のシリーズとなっています。そのような食器は、何といっても1回購入すれば長い間飽きることなく一生大切に使える点が大きな魅力ですね。

-そして最後にキッチンで見かけたこのシルバーポット。この作品もヴィンテージのポットとしては非常に有名な作品なのですが、デザインを手がけたのがIittala社のロゴマークをデザインしたことでも知られるTimo Sarpaneva。この作品はフィンランドの調理器具メーカーOPA社より販売されていた1970年代の作品ですが、使用感が目立つヴィンテージ作品の中にも洗練されたデザインの美しさが目立つ作品です。

(※ちなみにこのポットの後方に見えるのが、今回お邪魔させて頂いたカップルお二人の写真です。)

今回、2回にわたってお伝えしたフィンランドのお家訪問シリーズ。今回ご紹介した作品の数々は撮影用に特別に用意した作品でもなければ、特別な要望を出してセッティングされた作品でもありません。つまり今回ご紹介したような、約半世紀も前に制作されたヴィンテージアイテムがフィンランドの家庭では現在もなお大切に使われているという点を皆様にご紹介したくレポートしてみました。特に今回ご紹介したご家庭ではそうでしたが、自分の好みに合うお気に入りの食器たちを毎日の生活の中、そして気の知れた友人と囲む喜びは、まさにヴィンテージ食器を使用する大きな楽しみの一つだと改めて実感しました。

今回のお家訪問は本編で終了しますが、また機会があれば是非別のお家にお邪魔して、また違ったご家庭の様子を皆さんにレポートできればと思います。現時点で次回連載は未定ですが、今後ともどうぞブログ更新をお楽しみにお待ち下さい。

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posted by アラビア食器.com at 17:28| 北欧の暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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