2009年09月25日

ピカソ展@アテネウム美術館

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今、ヘルシンキ中央駅から程近いアテネウム美術館ではピカソ展が
開催されています。アテネウム美術館は1888年に最初の展示がされて以来、
フィンランド最大の美術館として多くの展示を行ってきた他、その建物自体も
当時のフィンランドでは最大級の建築物として賞賛されていました。

その長い歴史の中でも、今回のようにピカソの1900年代から70年代までの絵画や造形芸術など200点以上のコレクションが展示されるのは始めてのことだそうで、私が訪れたのは平日でしたが若者から年長者の方々まで、たくさんの人々がピカソの作品を観に来場していました。去年の5月に東京の国立新美術館とサントリーホールで開催されていたものと同じコレクションです。
展示だけでなく、アテネウム美術館の中にある本屋さんも
品揃えが豊富でとても面白い空間となっています。
ヘルシンキ中心部でちょっと時間の余裕があるときなど、是非行ってみて下さい。


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2009年09月22日

かもめ食堂に行ってきました

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 映画でお馴染みのかもめ食堂(Kahvila Suomi)に行ってきました。
お昼時だったこともあり、席が空くのを待っているお客さんがいるほどの賑わいでした。このお店はお料理上手のご夫婦で経営しているのですがお店の方もみんな親切で、地元の人にとても人気があります。
日本からのお客さんもとても多くて、店内は本当に日本の食堂のようでした。
 今回はランチメニューからサーモンとライスをいただきました。
メインにサラダバーとドリンクとデザートまでついて、とてもおいしかったです。かもめ食堂ファンの方にはシナモンロールとコーヒーなんかもオススメです!


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2009年09月20日

ヘルシンキデザインウィーク


前回のブログではヘルシンキで2年に一回開催されるHabitareデザインフェスについてレポートをしましたが、今回のブログでは丁度同時期の9月第@週に開催されたヘルシンキデザインマーケットの模様をお伝えしてみます。

ヘルシンキでは街全体をあげてデザインを盛り上げるデザインウィークが毎年9月の恒例イベントとなっていますが、その一部として市内にあるケーブルファクトリーでは週末の2日間を通じて開催されているデザインマーケットがフィンランド国内最大のアウトレットイベントとして毎年大盛況をしています。イベント当日はMarimekkoをはじめとする様々な会社が出展しているお買い得品を見つけようと、国内だけでなく海外からもたくさんの来場者が会場へ足を運んでいました。


フィンランドのTurk市発信のテキスタイル会社Kipikude


オーガニックなセラミックウェアが美しいTonfisk


紙袋を再利用したエコなごみ箱はEveryday Designの人気商品


カーペットからテキスタイルなどの小物まで扱うVerso Design


リサイクルをテーマにしたでデザインウェアを扱うKIERTO KULKU


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2009年09月15日

Habitareデザインフェス



ヘルシンキで2年に一度開催されるHabitareデザインフェスに行ってきました。
Habitareには、フィンランド国内外の企業や学生が集まり
家具のような大きなものから石鹸のような小さなものまで、さまざまな
商品や作品の販売・展示を行います。
それぞれディスプレイにもこだわりが見られますが、今回ご紹介したいのは北欧を中心に最近では日本でも非常に人気の高いittala社のディスプレイです。
なかでも存在感があったのが、Harri Koskinen が手がけたくびれの美しいランタン。
手前の下段に並んでいるパープルはとりわけ美しかったです。欲しい!
ヘルシンキでは他にも毎年さまざまなデザインフェスが開催されています。
フィンランドに来たら是非一度、訪れてみて下さい。



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2008年10月26日

北欧の公共施設


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近所にある図書館が数ヶ月に及ぶ改修工事を終え、最近再び開館していたのでちょっとした用事のついでに中をのぞいてみました。すると館内にはデンマークを代表する家具デザイナーであるアルネ・ヤコブセンのスワンチェア、そしてフィンランドを代表するアルヴァ・アアルトの椅子が所狭しと並んでいるではありませんか。

フィンランドをはじめ、デンマークやスウェーデンの公共施設・オフィスにはこのような長年人々によって大切に受け継がれてきた、1930年以降に発展したいわゆるモダンデザインが特徴的な家具やテーブルウェアが溢れていることに気が付きます。それは人々が本当に素晴らしいと思うものを、公共施設という場においてより多くの人々が「共有」できるようにと考えられた、とても北欧らしい考えが根底にあったからだと改めて考えさせられます。



例えば子供の読書コーナーに置いてあるAaltoの椅子たちを見ていると、この国のデザインに対する底力を感じさせられると共に、デザインというものが文化の一部になっていることを感じずにはいられません。だから北欧のデザインは奥が深くておもしろいのですよね。

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2008年06月22日

北欧のスローライフ


ここフィンランドにおいて、クリスマスに次いで2番目に大きなお祭りが毎年6月におこなわれる「夏至祭」。この日は一年の中で最も日照時間が長い一日ということもあって、冬の間限られた時間しかお日様の光を見ることができないフィンランドの人々にとって、キリスト教が普及する以前からこの日は非常に大切な日として考えられてきました。

フィンランドではこの日、ほとんどの人が忙しい都市部での生活から解放され、森や湖に囲まれたサマーコテッジ(別荘)にて家族や気の知れた友人達とゆっくりとした北欧のスローライフを楽しみます。今年は6月20日の金曜日が夏至の日だったのですが、私(ハラダ)もフィンランドの人々に囲まれ、湖のほとりでのゆっくりとした休日を過ごしてきました。今日のブログでは皆さんにその模様をちょっとだけご紹介してみたいと思います。

別荘に隣接した湖の様子。この日はたまたま親子連れの白鳥が遊びに来ていました。自然の中で生活する野鳥や動物達との出会いも田舎での楽しみの一つです。 綺麗な湖全体が人々にとっての大きなプールになっています。サウナの後やすがすがしい朝など、心身ともに本当にリラックスできる環境が整っています。
奥に見えるのがサウナ小屋。サブサウナと呼ばれる伝統的なサウナでは朝から一日かけて焚き木を燃やし、ゆっくりとサウナを温めていきます。丸太造りの小屋からほんのりと煙が出ているのが見えますよね? サンミおばあちゃんが束ねているのがバーチの木。フィンランドでは伝統的にサウナの中でこのバーチの木を体にこすりつけ、自然の香りを楽しみます。
お昼ご飯の様子。季節の野菜や、魚などみんなで持ち寄った食材を野外バーベキューで楽しみます。 こちらはマッシュルームの上に、玉ねぎとチーズを乗せた料理。香ばしいマッシュルームの上に、とろけたチーズが絶品でした。
おいしいワインと共に全員でテーブルを囲みます。自然の中で楽しむ食事は、自然と会話も弾みます。 こちらはマイヤさん。初対面でしたがフィンランド人は本当にみんな優しいですよ。

今回のレポートいかがでしたでしょうか?日本でも北欧のスローライフがとても注目されているようですが、フィンランドではこのように家族や大切な友人と共に過ごす時間がとても大切なものとして考えられています。自然の中でおいしい物をたくさん食べて、遊んで、ゆったりとした時間を過ごすことが結局は人々の生活に良い意味でメリハリをもたらしてくれると考えられています。日本ではちょっとした休暇をとることもままならないことが多いようですが、北欧の人々が大切にするこのようなライフスタイルは今後日本でももっと注目されるようになると良いですね。
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2008年06月12日

フィンランドのスイーツ


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フィンランドでは1人当たりのコーヒー消費量が世界で最も多いことはとても有名な話ですが、ヘルシンキ市内にはモダンなつくりのカフェから由緒ある歴史あるカフェ、そして地域密着型(?)の居心地の良いカフェまでとてもたくさんの種類のカフェがありますよ。

そのコーヒーブレークに欠かせないのが何といってもおいしいスイーツの存在。今回のブログのトップ写真にずらりと並ぶスイーツの数々は、先週末にガラス工房で有名な街、リーヒマキへ行ったときに偶然見つけたカフェにて撮影した写真です。

実はこのカフェはフィンランド国内に数店舗あるチェーンストアの一つなのだそうですが、全てのスイーツをお店の中にあるベイカリーで丁寧に焼いてくれているのです。そんなわけでお店の中にしばらく座っていると焼きたてのおいしそうなスイーツが次から次へと運ばれてきて、本当にどれも全部食べたくなりました。

こんな素敵なカフェが自宅の近くにあればなーと思いつつも、その後とっても満足して家路に着きました。素敵なカフェでおいしいスイーツに出会える喜びは本当に至福を感じるひと時ですよね。またの機会にこのようなフィンランドの素敵なカフェについてもご紹介していきたいと思いますのでどうぞブログ更新を楽しみにお待ち下さい。
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2008年06月11日

フィンランドのお家訪問F

さてさて今日は昨日に引き続きArabiaShokki.comのスタッフのお家にお邪魔をして、キッチンで使われている小物類などをレポートしてみます。写真をご覧いただけると分かると思いますが、このご家庭では毎日の生活で頻繁に利用する食器を意図的にオープンスペースに配置することで、かわいらしい北欧のテーブルウェアをちょっとしたインテリアの一部として活用しています。

写真にはKILTAシリーズのスクエアプレートから白のコーヒーピッチャー、そしてARABIAのコーヒードリッパーなどベーシックな北欧のテーブルウェアがずらりと並んでいます。ほとんどの作品が約半世紀も前に制作されたものばかりですが、現代にあっても本当にモダンな雰囲気が素敵です。それではもう少しじっくりとレポートしてみましょう。

収納スペース全体図。どの食器もとてもシンプルでベーシックなのですが、一つ一つに存在感があり飽きが来ないのも北欧テーブルウェアの魅力の一つです。 ブレッドやシリアルなどはガラスの入れ物に。その後ろにはスウェーデンのブレッド(クラッカー)も見えますが、青のパッケージデザインが本当にかわいいです。
2段目にはお料理の本やCDなど。すぐ隣にCDプレーヤー(無印良品)もあって、これなら音楽を聞きながらお料理も楽しめますね。 最下段にはお鍋やエナメルボウル、そして比較的大きなサイズのセラミックボウル。特にNurmesniemiの赤いお鍋は素敵!

本日のレポートいかがでしたでしょうか?
また機会がありましたら他のご家庭にもお邪魔して、また違った雰囲気を持った北欧のお家をレポートをしてみたいと思います。次回更新は未定ですが、どうぞ次回更新まで楽しみにお待ち下さいね。(クリック応援もよろしくお願いしまーす♪)
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2008年06月10日

フィンランドのお家訪問E

今回のブログでは以前よりお届けしています「フィンランドのお家訪問」シリーズの第3弾として、ArabiaShokki.comのスタッフのお家にお邪魔して、実際に生活の中で使われているキッチンの小物やインテリアデザインの様子などご紹介してみたいと思います。

実はこのお家、以前より本ブログをお楽しみいただいている方ならお気づきかもしれませんが、新入荷アイテムをご紹介する際などに頻繁に登場している場所でもあるのです。その中からまず今回は、生活の中心となっているリビングルームについてのレポートです。

まずこのお部屋の写真で注目なのがフロア(床)の様子。木の「木目」を十分に感じられるクリーム色の素材からは、北欧ならではリラックスした雰囲気を感じられるだけでなく、限られたお部屋のスペースをより広く感じることができますね。こちらのお家のフロアなどもそうですが、フィンランドの家庭では「木の優しい質感」がとっても大切にされています。

テレビやCDプレーヤーなどはお部屋に忙しい印象を与えてしまうので、周囲にうまくアートワークを配置したり、不必要な際にはテレビをホワイトのカバー内に収納できるような工夫もされています。 テーブルとチェアーは高価であったり、有名なデザイナーによる作品でなく、気に入った作品を自由にセレクトしています。テーブルをはじめ家具の多くがチークカラーで統一されていてお部屋に清潔感を与えています。
テーブル、チェアー、照明はどれも1950-1960年代の作品。黒のマドマーゼルチェアー(Ilmari Tapiovaara)は特にこのお部屋の美しいアクセントとなっています。 最近このお部屋に仲間入りしたのがこちらのランプ。スウェーデンの無名なデザイナーによる作品ですが、北欧にはこのような素敵な作品があふれていますよ。

次回は引き続きキッチンにある食器や小物をご紹介してみます。どうぞ更新をお楽しみにお待ち下さい。
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2008年04月27日

HELSINKIの遊園地

HELSINKIの遊園地
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今週の土曜日、HELSINKIの中心部にあるLinnanmäki遊園地では全てのアトラクションを朝の10時から15時までの間、無料で市民に開放するという特別な日がありました。そんなおいしい日を逃すわけにはいかないと、彼女とその友人の親子を連れて遊びに行ってきました。

1950年に設立されたこの歴史ある遊園地、特筆すべきはその運営形態です。実はこの遊園地を運営しているのが「子供の日基金」という非営利団体で、その営業収益のほとんどが子供の育成事業のために使われているというから素敵です。ヘルシンキの都市部に遊園地があることだけでも子供を持つ親としては嬉しいことだと思いますが、その上一日楽しく遊んだお金が子供のために使われるなんてまさに社会福祉が発達しているフィンランドならではの発想ですね。

この遊園地内にある約40の乗り物の中で、特に人気なのが写真の後方にも写っている木造のジェットコースター。1951年から稼動しているこのコースターは、サイドフリクション方式という方法で走るため、スピードが加速するにつれて「ギーギー」と大きな音を立てるのが特徴です。ちなみに今ではこの方式で走るコースターは製造されておらず、このヘルシンキにあるコースターが世界で最後につくられたサイドフリクション方式のコースターとして知られています。

この日私たちが楽しんだほとんどのアトラクションは、一緒に遊びにいった2歳の男の子ユー君が一緒に楽しめるような乗り物が中心となりました。メリーゴーランドや、小さな馬に乗ってコースを1周するアトラクションなどなど久しぶりに子供心を思い出させてくれるようなものばかり。ユー君もとても楽しんでくれたようなので、みんなで楽しい一日を過ごすことができました。皆さんもヘルシンキに来る機会があれば是非一度、遊びに行ってみて下さい。とっても夢のある遊園地なので、大人の皆さんにもオススメです。

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2008年04月21日

フィンランドのお家訪問D

フィンランドのお家訪問D
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今回も前回のブログに引き続き、先日フィンランド人の友人宅で開かれた夕食会の模様をお伝えしてみます。前回はKILTAシリーズや1960年代に制作されたARABIAのセラミックプレートなどを中心にご紹介しましたが、今回は特にトップ写真に表示のグラスウェアとカトラリーに注目してみたいと思います。

まずテーブル中央に置かれたウォーターピッチャー(水差し)ですが、ブラックとパープルの中間色がとても綺麗なこの作品。この作品も本ブログではすっかりお馴染みとなっているKaj Franckの定番シリーズのピッチャーです。このようなピッチャーは日々の夕食の際もそうですが、大人数の会食の際には特に重宝できるアイテムです。出席者である全員が気を使うことなくお水を注ぐことができるだけでなく、テーブルのアクセントとして置いているだけでちょっとした安心感が生まれますね。そして何よりもこのようなデザインウェアでいただくお水は、普段よりおいしく感じてしまうから不思議です。


-そして次に写真右に表示のクリアなグラスタンブラー。この作品を手がけたのがKASTEHELMIやFAUNAシリーズの制作者としても知られるOiva Toikka。TUNDRAと名付けられた同シリーズは、作品全体に4種類のデコレーションがあしらわれていて、見るものを飽きさせることがありません。この作品は最近ではあまり見かけることがないため、持ち主である方も時間をかけて少しずつコレクトなさったそうです。アラビア食器.comでも機会があれば是非皆さんにご紹介してみたい作品です。

-そしてこの日のデザートとして出されたのがフルーツサラダ。上の写真を見てお気づきの方も多いかと思いますが、カトラリーとして使われているのがKaj FranckによるSCANDIAシリーズのスプーンです。実はこのSCANDIAシリーズもKILTAプレート、Oiva ToikkaのTUNDRAと並んでこのご家庭でコレクトされている作品の一つなのだそうです。SCANDIAはスプーン1つが数千円と少しお値段が高いですが、ヴィンテージのカトラリーとしてはやはり絶対的な支持を受けているため、ここフィンランドでもとても人気のシリーズとなっています。そのような食器は、何といっても1回購入すれば長い間飽きることなく一生大切に使える点が大きな魅力ですね。

-そして最後にキッチンで見かけたこのシルバーポット。この作品もヴィンテージのポットとしては非常に有名な作品なのですが、デザインを手がけたのがIittala社のロゴマークをデザインしたことでも知られるTimo Sarpaneva。この作品はフィンランドの調理器具メーカーOPA社より販売されていた1970年代の作品ですが、使用感が目立つヴィンテージ作品の中にも洗練されたデザインの美しさが目立つ作品です。

(※ちなみにこのポットの後方に見えるのが、今回お邪魔させて頂いたカップルお二人の写真です。)

今回、2回にわたってお伝えしたフィンランドのお家訪問シリーズ。今回ご紹介した作品の数々は撮影用に特別に用意した作品でもなければ、特別な要望を出してセッティングされた作品でもありません。つまり今回ご紹介したような、約半世紀も前に制作されたヴィンテージアイテムがフィンランドの家庭では現在もなお大切に使われているという点を皆様にご紹介したくレポートしてみました。特に今回ご紹介したご家庭ではそうでしたが、自分の好みに合うお気に入りの食器たちを毎日の生活の中、そして気の知れた友人と囲む喜びは、まさにヴィンテージ食器を使用する大きな楽しみの一つだと改めて実感しました。

今回のお家訪問は本編で終了しますが、また機会があれば是非別のお家にお邪魔して、また違ったご家庭の様子を皆さんにレポートできればと思います。現時点で次回連載は未定ですが、今後ともどうぞブログ更新をお楽しみにお待ち下さい。

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2008年04月20日

フィンランドのお家訪問C

フィンランドのお家訪問C
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最近北欧関連の雑誌で頻繁に紹介される機会の多くなったヴィンテージ食器たち。デザイナーについての詳しい情報や、作品に関する情報を詳しく紹介している記事はあっても、実際に北欧の人たちがそれらのデザインウェアを日常生活の中でどのように使っているかを紹介している記事は少ないかと思います。

そんなわけで今回は、先日お邪魔したフィンランド人カップルが住むお家の様子をレポートしてみたいと思います。この日のメニューは北欧フィンランドのおいしいサーモンをふんだんに使った「お寿司」パーティー。今回は個人的なお付き合いで招待してもらったため、写真などあまりきちんと撮れていませんが、フィンランドの人々の生活の中で日常的に使われているヴィンテージ食器など、雰囲気だけでもお伝えできればと思います。

まずはトップの写真から。少し分かりづらいかとは思いますが、テーブル中央から後方にかけて野菜とサーモンが綺麗に盛り付けられた2枚の白いお皿。これは先日のブログ記事でもご紹介したばかりのKILTシリーズのスクエアプレートです。実はこのご家庭で熱心に集められている作品の一つが、このKILTAシリーズの「ホワイト」と「ブラック」の作品。特にホワイトKILTAはフィンランド国内でも非常に人気が高く、とても希少度が高いため、こうして少しづつ集められたプレート使って夕食をご馳走になると、やはりフィンランドにいても日本で言う「もてなし」の心を感じてしまいます。



-そして今回この夕食会で各人に配られたプレートが左の丸いお皿。この作品はアラビア食器.comでも以前取り扱ったことのあるシリーズなのですが、モノトーンで描かれた花柄のデコレーションがとても可愛らしく、和食との相性もとっても良いお皿です。このプレートも丁度KILTAシリーズが発表された1950-1960年代に制作された作品なのですが、このように約半世紀前に制作された作品を現在も大切に使い続けているあたりは、フィンランドの人々が「古いものを大切にする」文化を持つといわれる所以だと思います。

-そしてこちらのお皿も、先ほど紹介しましたKILTAシリーズのブラックプレートです。実はこのお寿司をにぎってくれたのもフィンランド人の男性だったのですが、ブラックのお皿に一つ一つ配膳されたお寿司とスクエアプレートの相性が抜群ですね。やはりこの辺も北欧の食器(特にKILTAやTEEMAシリーズがそうなのかもしれません)が、どんな御食事と併せても使いやすいといわれる理由かもしれません。

-次にこちらの小さなガラスボウル。何気なく調味料用のソルト(お塩)入れとして使われているのが、FAUNAシリーズKATEHELMIシリーズなどを制作したことでも有名なOiva ToikkaによるFLORAシリーズ。こうしたちょっとしたところにも可愛いヴィンテージ作品を置くことで、お家全体の雰囲気がさらに温かくなっています。

-最後にこちらのヴィンテージチェアー。今回のブログで登場しているディナーテーブルもそうですが、フィンランドの家具デザインではAlvar Aaltoと並んで高い人気を誇るIlmari Tapiovaaraのオリジナル作品です。日本では使用感が感じられる作品はわりと敬遠されがちですが、例えばこのチェアーやテーブルなどは経年の使用感がむしろヴィンテージ作品独特の風合いとして感じられお家全体を温かく彩っています。ちなみに現在このIlmari Tapiovaaraがデザインを手がけた珍しいカトラリーを販売中なので、ご興味のある方は是非チェックしてみて下さい。

それでは次回も引き続き、今回お邪魔したご家庭で使われているいろいろなヴィンテージアイテムをご紹介してみたいと思います。どうぞ次回のブログ更新もお楽しみにお待ち下さい。

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2008年03月31日

フィンランドのお家訪問B

フィンランドのお家訪問B
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今回のブログでも前回と前々回と同様に、先日御邪魔したヘルシンキ在住のご夫婦の御宅で拝見した素敵なヴィンテージ作品をご紹介したいと思います。見ているだけでうっとりとしてしまう芸術品の数々、今日ご紹介する作品は全てフィンランドから生まれたグラスウェアの数々です。

まず最初に、画面右下に並んでいる3羽の鳥たち。この作品はフィンランドのガラス工芸を現在もなお第一線から引っ張っているデザイナー、Oiva Toikkaによる作品です。Oiva Toikkaの作品というとプレート上に描かれた美しい装飾が素晴らしいKastehelmiシリーズや、Iittalaが毎年1年に1回発売している限定ガラスボックスの制作者として有名ですが、写真にあるようなバードシリーズの置物はその中でも彼の最も得意とする制作分野です。特にこのようにサイズが小さく、かつレッドカラーの作品は非常に人気の高い作品で、入手するのも非常に困難な作品です。

そして写真左下にあるシーンスルーにラインの入ったガラスの器。この作品を制作したのが、以前このブログでも少しご紹介したことのあるデザイナーNanny Stillの作品。Nanny Stillは1950年代当時、新鋭のガラス工房とした注目されていたRiihimakiを中心に活躍した女性デザイナーです。この写真にあるプレートもそうですが、彼女が制作する作品は一貫して女性的な繊細さが表現されているだけでなく、非常に透明感のある透き通るような作品が多いです。日本ではこのNanny Stillが制作してきた作品に対する認知度がいまいち低い感がありますが、どの作品も本当に美しい作品ばかりですので皆さんも是非注目してみて下さい。

そして写真右上の作品が、1955年にフィンランドのオルノ社から発表されたYki Nummi(ユキ・ヌンミ)によるテーブルランプ。作品名に付けられた「モダンアート」は、この作品が発表された当時、ニューヨークのMOMA(近代美術館)へこの作品が貯蔵されたことが話題になり名付けられました。現在はドイツのアデルタ社が復刻版を生産していますが、このYki Nummiのランプをテーブルに配置しているあたり、やはりこのご夫婦のセンスの良さを感じます。

そして最後に写真左上の作品。この作品は1970-80年代に制作されたIittalaのガラスオブジェ。残念ながら詳しい作品名やデザイナーがわかりませんが、こちらの作品も奥さんが何かの記念に友人から贈呈していただいた作品とのことです。このようなオブジェがあるだけテーブル全体がとてもまとまりのある、落ち着いた雰囲気になっていて本当に素敵です。

その他にもこのご家庭で拝見した作品にはARABIAの定番シリーズParatiisiをはじめ、HackmanのScandiaシリーズのカトラリー、そしてERICSSON社の電話機コブラなど、素晴らしいヴィンテージ作品の数々が本当に日常生活の中でうまく利用されていました。このご夫婦のようなセンスの良さは、もしかしたら北欧の人々特有の感覚かもしれませんが、やはり何よりも芸術品に対する深い愛情と理解の深さがその根底にあることは間違いありません。

このご家庭の作品紹介は今回で終了します。次回の「ご家庭訪問」シリーズではもう少し年齢層の若い人々がどのようにヴィンテージ作品を生活の中で利用しているかレポートしてみたいと思います。次回のシリーズ連載の期日は未定ですが、どうぞそれまでお楽しみにお待ち下さるようよろしくお願いします。

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2008年03月30日

フィンランドのお家訪問A

フィンランドのお家訪問A
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昨日のブログ記事に引き続き、本日も先日御邪魔したフィンランド人のご夫婦のご家庭にて撮影させていただいた、素敵なARABIA社のヴィンテージ作品をご紹介したいと思います。

フィンランドのARABIA社は、過去に今ではあまり目にすることのなくなったセラミックの洗面台や、植木鉢など食器以外の作品を制作していたことは有名な話ですが、こちらは大変珍しい種類のテーブルランプ。この青いパンジー柄の作品、どこかで見たことある方いらっしゃいませんか?実はこの作品の作者は昨日のブログ記事でもご紹介させていただいたウォールプレートの制作者、Birger Kaipiainenによるものだったのですね。

フィンランドのお家訪問Aこのテーブルランプの持ち主である奥さんに、一体どういう経緯でこの作品を手に入れられたのかを尋ねてみたところ、実はこの作品はご自分で購入したものではなく、若い頃にその方のお爺様より譲り受けたとても大切な作品だったそうなのです。

フィンランドをはじめとする北欧各国では、特に人々が「物を大切にする」習慣を持っているということで有名ですが、このテーブルランプもそのような習慣の中、約半世紀にわたって代々受け継がれてきたとても貴重な作品。現在もほぼ新品に近い状態で、大切に使われているようでした。

ARABIA社のヴィンテージ作品は日本だけでなく、ここフィンランドでも同様に決して御値段の安いものばかりではありません。ですが今日ご紹介したKaipiainenのランプのように、世代をこえて受け継がれてきた作品の中にはその金銭的な価値以上の価値があるように思えてなりません。皆さんもいつの日かお気に入りの作品の数々を、大切なご家族やお友達に使ってみていただいてはいかがでしょうか?

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2008年03月29日

フィンランドのお家訪問@

正しいWall Plateの使い方
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今日はフィンランド人のお宅にちょっと御邪魔して、家の中の写真を撮影させていただきました。日本ではウォールプレートを家の中に飾る習慣があまりないのではないかと思いますが、フィンランドの家庭ではちょっとしたインテリアのアクセントに素敵な北欧のデザインプレートが飾られています。

これらの作品をデザインしたのがARABIAのParatiisiシリーズや、Apilaシリーズを手がけたBirger Kaipiainen。一点ものとして制作されたこのようなお皿はともかく見るものを飽きさせることがありません。

今後、本ブログサイトではちょっとづつですが、北欧フィンランドの一般家庭で日常的に使われているヴィンテージ食器や家具、そしてこの写真の作品のようなアートワークを皆様にご紹介していきたいと思います。どうぞ今後も楽しみにご覧下さい。

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2008年03月23日

3月のヘルシンキ

3月のヘルシンキ
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先週の木曜日から、フィンランドをはじめとする北欧各国ではイースター(復活祭)のため連休となっています。この期間、ほとんどのお店が閉まっている上、郵便局や銀行なども営業をしていないため、クリスマスのお休み同様、多くのフィンランド人は家族や友達と共にゆっくりとした時間を過ごす習慣があるようです。

今日はそんな中、ヘルシンキの中心部へ向けてちょっとしたお散歩に出かけてきました。3月も残すところわずか1週間となっていますが、街中の至る所にはまだ白い雪景色が残っていて、明るい日差しとともにほのかな春の訪れを感じさせる心地の良い1日となりました。

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2008年03月15日

金曜の夜はホッケー観戦

フィンランドのアイスホッケー
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フィンランドで最も人気のあるスポーツはなんといってもアイスホッケー。冬の間は街中につくられたアイスリンクを舞台に、所狭しと子供達が練習していたり、やはり冬場のウインタースポーツは人気です。

そんなわけで今週の金曜日は友達のフィンランド人に誘われて、アイスホッケーの試合を観戦しに行きました。ヘルシンキをホームスタジムに持つ球団は2チームあるのですが、自分達がいつも応援しているのがヘルシンキIFK。今このチームがプレーオフに進んでいるためかなり白熱した試合となりました。

日本ではフィンランド人の一般的なイメージとして、シャイであったりおだやかなイメージがあるかと思いますが、アイスホッケーの試合になると話は別。客席はかなり「熱い」です。応援席の片隅ではホームチームの応援歌を大合唱。小さな子供たちは応援するチームのマフラーやフラッグを片手に一喜一憂。そして相手のチーム(この日はヘルシンキのお隣の街Espoo市のチーム)にたいしてかなりひどい言葉で罵倒をしているお客さんも見かけます。

でもそんなのもきっとこの国の人々が本当にアイスホッケーというスポーツを心から愛している証拠なのでしょう。皆さんもフィンランドに来る機会がありましたら、是非本場の試合を観戦してみてはいかがでしょう?

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